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Typ821

AWARD

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音源出版主催

VGP2024​

インナーイヤー型ヘッドホン(20万円以上30万円未満)

​金賞

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プッシュプル型マイクロプラナーマグネティックドライバー“Ortho” 

『Typ821』では、完全新規開発となるマイクロプラナーマグネティックドライバー“Ortho”を搭載しています。プラナードライバーにはプッシュプルドライブ型とシングルドライブ型の2種類があります。"Ortho"はプッシュプル型を採用。振動板に対してμmオーダーでコイルがプリントされた極薄の軽量な振動板の前後に5個ずつ磁石を対抗で挟み込むように配置した磁石によってバランス良く駆動します。 

プッシュプルドライブ型は振動板を前後の磁石で挟み込むように駆動してレスポンスの良いドライバーです。そのため、煌びやかかつ繊細な高域と力強い低音を表現する非常に音のキャラクターに優れたドライバーです。しかし、小さく強力な磁石を多く使うため組み込みの難易度が高く、イヤホンのサイズに使用するための小型軽量化は困難でした。そのため、ハイエンドヘッドホンのような大型の製品で使用されるケースが従来では主流でした。今回開発した"Ortho"ではダイナミック型ドライバーの熟練のエンジニアが試行錯誤を重ね、イヤホンサイズで使用可能な高品質なプッシュプル型ドライバーを実現しました。 

ハウジングアーキテクチャ"MIAA"と高精度に管理されたスキマティックデザイン

信頼性を高め最大限のパフォーマンスを発揮するために独自のハウジングアーキテクチャ“MIAA:MADOO In-ear Acoustic Architecture”を従来モデルから踏襲して採用しました。すべての製品はこのアーキテクチャに基づいて開発されます。 

我々はドライバーを格納する部品に対してアコースティックボックスと呼んでいます。このアコースティックボックスは3Dプリントプロセスにより製造され、スキマティックデザインと呼ばれる複雑な音響回路を有します。3Dプリント部品にはプレシジョンレジンを採用し、製造工程におけるプレキュア、ポストキュアの硬化プロセスを徹底することにより、5μmレベルで管理されたとても精密な部品の製造を可能としました。これにより品質は厳密に管理され、製造時の個体差を抑制し、ユーザーは設計で意図された音質をそのまま楽しむことができます。 

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美観と機能を兼ね備えるサファイアクリスタル

MADOOのデザインコンセプトは潜水艦や時計の窓をイメージしてデザインしています。これは長年にわたって使用してもらうことのできるイヤホンというコンセプトのためです。我々はそこで窓にふさわしい材料を探し、サファイアクリスタルに出会いました。 

サファイアクリスタルはガラスやプラスチックに比べ、透明性が高く美しい見た目をもち、高級な時計にも使用される素材です。モース硬度が9と非常に傷がつきにくく、耐熱性も高い材料です。長年にわたって使用してもらうイヤホンというコンセプトにとって、ガラスやプラスチック材料では得られない耐熱性や耐腐食性を持つことは最適なマテリアルと考えました。また、機能面でも窓に設けられた空隙系によりスピーカーユニット群の背圧を制御することでスピーカーユニット群のパフォーマンスを引き出す構造になっています。 

『Typ821』では、既存モデルに対する第二世代的な位置づけとして窓のデザインも一新。800シリーズの型番の通り"8"個のネジを印象的にあしらい、本来のコンセプトであった潜水艦の窓をより彷彿とさせるような、MADOOの新しい顔となるデザインに仕上がりました。 

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ハイリジッドハウジング

『Typ821』では、切削加工が困難とされるチタンをハウジング素材に採用しました。チタンは非常に高い剛性を持ちながら比較的軽量で、生体適合性が高い金属です。そのため、イヤホンには大変適した素材ですが、一方では非常に加工が難しい金属として知られています。 

スイス製や日本製の高級時計やドイツ製自動車などの切削工具を手掛けた金属加工を熟知したエンジニアによりハウジングは設計され、強力かつ高精度な加工の出来る多軸CNC加工機によりチタンブロックから削り出してハウジングの製造を行っています。 

また、MADOOでは、ハウジングの剛性はドライバーユニットのポテンシャルを最大限発揮するために必要であり、音質に影響があるという設計思想を持っています。そのため、ハウジング表面に硬さを持たせるためのサンドブラスト処理や、シェル厚を一般的なイヤホンと比較して十分に厚みを持たせた設計にするなど、音質のための妥協をしない仕上げを行いました。 

特に歴代のMADOOの中でも非常に高い剛性を持っており、“Ortho”のポテンシャルを最大限発揮できるハウジングとなっています。 

MADOO
300人の耳型から導き出された最適化形状

国際規格では主に欧米が耳のベースデザインとされていますが、アジア人の耳と比較するととても大きいサイズでありフィッティングに問題が発生することが多々あります。一方で、実際の高級イヤホンのメインマーケットは日本、中国、韓国などアジアを中心としています。我々はそこに着目して、これらの地域から約3年間で300人分の男性の耳型を収集し、これを基に最適な形状を導きました。『Typ821』では更に1年間の100人分の耳型を反映し筐体形状がブラッシュアップしました。これによりさらなる上質なフィット感とデザイン性を両立したハウジングに仕立てました。また、ステムは従来モデルと同様に楕円形状ステムを採用。人は多くの場合で楕円形上であるため、耳穴に合わせて自然な装着感とMADOOのサウンドデザインをロスすることなく伝達を実現します。 

Typ512-cable
Typ512-cable
Acoustuneによるカスタムケーブル

イヤホンケーブルは兄弟ブランドであるAcoustuneによるシルバーコートされた銅線の2芯x2の4芯ケーブルを採用。

音質ロスを低減したケーブルによってイヤホンの性能をしっかり発揮します。コネクター部には(株)日本ディックスが設計・生産する高音質・高信頼性を誇る新IEM コネクター「Pentaconn Ear(ペンタコンイヤー)」コネクターを採用。従来型のMMCX コネクターよりも、プラグ部分とソケット部分がより密接に接触し、伝導性能に優れます。また、脱着の容易性と堅牢性の両立も実現しています。 

本製品には3.5mm3極L字金メッキプラグの「MRC011」と4.4mm5極L字金メッキプラグの「MRC023」の2本のケーブルが標準で添付されます。 

SPEC

製品名

ドライバー

ハウジング素材

最大入力

インピーダンス

周波数特性

コネクター

ケーブル(2種類)

重さ(ケーブル含む)

付属品

​保証期間

Typ821

Micro Planar "Ortho" Driver x1

Titanium + Sapphire crystal

5mW(0.4V)

15Ω

20Hz~40KHz

Pentaconn Ear

【Name】:MRC011 / Pentaconn Ear 3.5mm 3極プラグ
4芯銀メッキ銅線ワイヤーケーブル(4芯構造、不透明黒シース:日本製樹脂)、ケーブル長約1.2m

【Name】:MRC023 / Pentaconn Ear 4.4 mm 5極プラグ
4芯銀メッキ銅線ワイヤーケーブル(4芯構造、不透明黒シース:日本製樹脂)、ケーブル長約1.2m

45g

シリコンイヤチップ( AEX07:S / M / L )、フォームチップ( フリーサイズ )​、

イヤーチップケース、キャリングケース

​本体:1年間 / ケーブル・アクセサリ類:90日間

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